中・高校生のころは、自分の将来についていくつかの選択をする時期です。そのためには、可能な限り自己を知ることが必要ですが、容易にできるものではありません。
まず親として、子どもの得意なことや優れているところを認め、進路選択について相談相手になることが大切です。また、考えを押し付けるのではなく、最終決定は本人にまかせるのがよいでしょう。この時期は、恥ずかしさや面倒に感じるために、年上の人や気の合わないと感じる人とは、話をしない傾向にあります。団体生活や地域での活動に積極的に参加させ、いろいろな人とかかわることも大切にしましょう。