子どものうそには2通りあります。
一つ目は、空想と現実の区別がつかず、「お父さんが社長だったらいいな」と思っているうちに「お父さんは社長だ」とうそをつくような場合。精神的に成長していくと、このようなうそはつかなくなります。
二つ目は、「なぜ忘れ物をするのか理由を言いなさい。」などと聞かれて、うそをつく場合。しかるときに、「なぜ」と聞かれても、子どもには、その理由がわからない場合が多く、理由をしつこく聞かれれば、うそを言ってごまかすことで、少しでもしかられることから逃げようとします。子どもが誤った行いをしたときに、大人がしつけと思って、無理な答えを要求しないことが大切です。